「消費者金融の金利って結局いくら?」「100万円借りたら利息はどのくらい?」
消費者金融の利用を考えるとき、金利に関する疑問は尽きません。かつての「金利が高い」というイメージから、「借りたら終わり」といった不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、安心してください。現在の消費者金融は法律で上限金利が決められており、必要以上に心配する必要はないのです。
仕組みを正しく知ったうえで、自分に合った会社を選べば、銀行カードローンよりスムーズに、かつお得に借りられるケースもあります。
この記事では、大手消費者金融の金利相場の比較、利息の具体的なシミュレーション、そして金利を少しでも抑えるためのコツまでを、わかりやすくまとめました。
疑問点・不安を解消し、安心してお金を借りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】金利が安いおすすめ消費者金融はここ!一ヶ月無料あり
忙しい方のために、まずは結論からお伝えします。
金利の低さや使いやすさをふまえたうえで、目的別におすすめできる消費者金融は、以下の4社です。
借入の目的や重視するポイントにあわせて、選んでみてください。
①とにかく少しでも低い上限金利がいいなら「プロミス」
テレビCMでもおなじみのプロミスは、大手消費者金融の中でも最高金利が17.8%と低めに設定されています。上限金利が適用された場合でも、他社より有利な条件で借入できる可能性があるのが特徴です。
申し込みは来店不要のWEB完結に対応しており、思い立ったその場で手続きが可能。審査は最短3分で結果がわかるため、急ぎで資金を確保したい場面でも頼りになる存在といえるでしょう。
また、初めての利用であれば30日間利息がかからない特典もあり、返済総額を抑えたい方にも向いています。低めの金利設定とスピーディーな手続きがそろった、バランスの取れた一社です。
実質年利 | 4.5%~17.8% |
借入限度額 | 1万〜500万円 ※借入限度額は審査によって決定いたします |
融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
②無利息期間を最大限活用したいなら「アイフル」
アイフルの大きな特徴は、初めての利用であれば30日間利息がかからない無利息サービスが適用されることです。短期間で返済する予定がある場合、この期間を活用すれば金利負担をゼロに抑えることができます。
たとえば、給料日までの一時的な資金補填や、急な出費の立て替えにも適しています。
また、最短18分での融資(※1,2)や24時間365日振込に対応しており、必要なときにすぐ資金を受け取れる安心感も魅力です。無利息期間のメリットとスピード対応の両方を備えた、使い勝手の良いカードローンといえます。
実質年利 | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 800万円(※1) |
融資までの期間 | 最短即日融資(※2) |
WEB完結 | 可能 |
※1:ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。※2:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※貸付条件※———————————————————————
■商号:アイフル株式会社
■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
■遅延損害金:20.0%(実質年率)
■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
■担保・連帯保証人:不要
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③サポート品質と安心感を重視するなら「SMBCモビット」
大手消費者金融のひとつ「SMBCモビット」は、審査時間が最短で15分(※)とスピーディ。急ぎで資金を用意したいときにも心強い存在です。
WEB完結の申し込みを選べば、原則として職場への電話確認や自宅への郵送物がなく、周囲に知られずに利用できます。
また、利息は利用した日数分だけの計算なので、短期間の借入であれば余計な負担がかかりません。必要なときに必要な分だけ使える、経済的なカードローンです。
実質年利 | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 800万円 |
融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
④初めてカードローンを利用する人には「アコム」
アコムを郵送物なしで利用するには、自動契約機の利用かカードレスの契約が必要です。
WEB申込を利用する際に、カードレスを希望することによって、郵送物なしの契約ができます。ローンカードを利用したい人は、自動契約機での受取も可能です。
また、自動契約機を利用する場合でも、契約からローンカードの受取までを当日中に行えます。
原則、郵送物を送らないと明言している消費者金融であるため、安心して利用できるでしょう。
実質年利 | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 1万~800万円(※1) |
融資までの期間 | 最短20分(※2) |
WEB完結 | 可能 |
※1:お借入総額によって収入証明書(源泉徴収票等)が必要な場合があります。
※2:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
消費者金融の金利計算相場比較!無利息期間の有無や融資スピードもチェック
借入を考えるなら、まずチェックしたいのが大手消費者金融の金利相場です。
上限金利だけでなく、無利息期間があるかどうか、融資までのスピードなども比較しておくと、自分に合ったサービスが選びやすくなります。
消費者金融 | 実質年率 | 上限金利 | 無利息期間 | 融資スピード |
プロミス | 4.5%~17.8% | 17.8% | あり (初回30日間)※1 | 最短3分※2 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 18.0% | あり (初回最大30日間) | 最短18分※2 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 18.0% | なし | 最短30分※3 |
アコム | 3.0%~18.0% | 18.0% | あり (初回最大30日間) | 最短20分※4 |
※1:メールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要です。※2:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※3:※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。※4:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
消費者金融一ヶ月あたりの利息シミュレーション【10万・50万・100万】
消費者金融での借入を検討する際は、事前に利息の目安を把握しておくと安心です。
利息は以下の計算式で求められます。
たとえば、10万円を年18.0%の金利で30日間借りた場合は、以下のようになります。
10万円 × 18.0% ÷ 365 × 30日 = 1,479円
なお、一般的には「借入日を0日目」として数え、1日目から利息が発生します。小数点以下は切り捨てになるケースが多め。
以下は、上限金利18.0%(※100万円は15.0%)で30日間借りた場合の目安です。
- 10万円借りた場合: 1,479円
(100,000円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日 = 1,479円) - 50万円借りた場合: 7,397円
(500,000円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日 = 7,397円) - 100万円借りた場合: 12,328円
(1,000,000円 × 0.15 ÷ 365日 × 30日 = 12,328円)
借入額が100万円を超えると、上限金利は法律で年15.0%まで引き下げられます。この仕組みを知っているかどうかで、支払う利息には大きな差が出ることも。
高額の借入を検討している方は、ぜひ覚えておきたいポイントです。
消費者金融の金利が高いのは昔の話!
消費者金融の金利は高いと思われがちですが、それらは全て昔のイメージにほかなりません。消費者金融の金利には「出資法」と「利息制限法」が関与しています。
現在では2つの法律における上限金利に差はほとんどありませんが、2010年以前は利息制限法よりも出資法のほうが高い金利が適用されていました。
当時の出資法では上限金利が29.2%となっており、利息制限法では15%〜20%だったため、その乖離の金利(グレーゾーン金利)で貸付を行う業者も多くいたのです。
しかしながら、出資法や貸金業法などの改定により、現在は昔よりも安い金利に見直しされました。現在の消費者金融における金利は、以下のように定められています。
借入金額 | 上限金利 |
10万円未満 | 20% |
10万円以上100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
「1ヶ月利息なし」は本当にお得?無利息期間サービスを使いこなすコツ
多くの大手消費者金融がアピールしている「初回無利息サービス」。
「本当に利息がゼロになる?」「裏があるんじゃないか」と疑いたくなる方もいるかもしれません。
結論から言えば、ルールをきちんと理解して利用すれば、確かにお得な制度です。この無利息サービスは、消費者金融側が新規の利用者を増やすために行っている、いわば『お試しキャンペーン』のようなもの。
まずは金利ゼロで使ってもらい、便利さやスムーズさを実感してもらえれば、その後も継続して使ってもらえる……そんな狙いがあります。
怪しい仕組みではないので、条件さえしっかり確認しておけば、安心して活用できます。
ただし、注意点もあります。条件を見落としたまま使ってしまうと、思ったほどのメリットを得られないケースも。
ここでは、この無利息期間サービスについて、メリット・注意点の両面から解説します。
うまく活用するためのポイントもあわせて紹介しますので、借入前に確認しておきましょう。
メリット|短期利用なら、これ以上ない「お得」な制度
無利息サービスのいちばんの魅力は、やはり利息がまったくかからないという点です。
たとえば、10万円を年18.0%の金利で30日間借りた場合、本来であれば1,479円の利息が発生します。
それが、無利息サービスを使えば0円になるのです。
以下のような場面で、特に効果を発揮します。
- 給料日まであと数日だけ、手元にお金が必要
- 急な冠婚葬祭で、ご祝儀代が足りない
- 旅行中に少し予算をオーバーしてしまった
このように「短期間だけ借りたい」というケースでは、無利息サービスはかなり心強いサービスです。
知らないと損!無利息期間の3つの「落とし穴」
このサービスを利用するうえで、特に注意したいのが次の3つです。
- 期間のスタートは「契約日の翌日」が一般的
- 無利息期間を過ぎると、残高に通常金利が適用される
- あくまで「初回限定」のサービス
多くの消費者金融では、無利息期間は「契約完了の翌日」からスタートします。
つまり、「お金を借りた日」ではない点に注意が必要です。
【例】
7月1日:契約完了
7月15日:初めて借入
→ 無利息期間は7月2日〜7月31日(30日間)
→ 実際に無利息で借りられるのは、7月15日〜31日の17日間のみ
借入までに時間が空くほど、無利息の恩恵は減ってしまうので注意が必要です。ちなみに、「プロミス」は、借入日の翌日から無利息期間が適用されるので、契約してすぐに利用しない方におすすめです。
また、無利息期間が終わると、その時点での借入残高に対して、通常、金利が日割りで発生します。たとえば、5万円を借りて30日以内に2万円を返済した場合、無利息期間終了後は、残りの3万円にのみ利息がかかり始めます。
この無利息サービスは、その消費者金融を初めて利用する方限定の特典です。
一度利用して解約したあとに再契約しても、原則として対象にはなりません。事前に条件を確認しておきましょう。
<無利息期間のある消費者金融>
消費者金融 | 実質年率 | 上限金利 | 無利息期間 | 融資スピード |
プロミス | 4.5%~17.8% | 17.8% | あり (初回30日間)※1 | 最短3分※2 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 18.0% | あり (初回最大30日間) | 最短18分※2 |
アコム | 3.0%~18.0% | 18.0% | あり (初回最大30日間) | 最短20分※3 |
※1:メールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要です。借入日の翌日から適用。※2:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※3:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
無利息サービスを120%使いこなす4つのコツ
上記の注意点を踏まえ、サービスを最大限に活用するための具体的なコツを4つ紹介します。
- 契約したらできるだけ早く借りる
- 返済計画を「30日以内」で明確に立てる
- 「借入日の翌日から」スタートの会社を選ぶ
- 無利息期間の終了日をカレンダーに登録する
無利息期間が「契約日の翌日」から始まるタイプのサービスでは、契約後すぐに借り入れるのが得策です。
できるだけ早く利用を始めて、30日以内の返済計画を立てることで、利息ゼロの恩恵を最大限に活かせます。無利息期間の終了日は、カレンダーやリマインダーに登録しておくと安心です。
また、無利息期間が「借入日の翌日」から始まるプロミスのようなタイプを選ぶのも、賢い選択肢のひとつです。
借入タイミングを自分で調整できるため、無利息期間をムダなく使えます。
【プロミスの詳細はこちらから】
【最重要】消費者金融の金利を下げる・安く抑える3つの方法
「一度契約したら、もう金利は下げられない…」そう思い込んでいませんか?
実は、ちょっとした工夫や行動次第で、金利を見直したり、支払う利息を大きく減らしたりすることは十分可能です。
ここでは、今日から実践できる3つのテクニックを、消費者金融に詳しい立場からわかりやすく紹介します。
「なるべくムダな利息を払いたくない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
利用限度額の「増額」を申請する【法律のルールを活用】
法律では、借入額に応じて上限金利が次のように決められています。
- 10万円未満:年20.0%
- 10万円以上〜100万円未満:年18.0%
- 100万円以上:年15.0%
つまり、利用限度額が100万円を超えると、適用される上限金利が最大で3%下がることになります。
この差は、借入期間が長くなるほど、支払う利息の金額にも大きく影響してきます。
多くの消費者金融では、会員アプリや公式サイトを通じて、数分で増額申請を行うことができます。
申請にはあらためて審査が必要ですが、以下のような条件を満たしていれば、承認される可能性は十分にあります。
- 過去半年以上、延滞なく返済を続けている
- 前回の契約時より収入が増えている
- 他社からの借入が増えていない
増額が認められると、100万円を超える利用限度額になり、金利引き下げの対象になるケースもあるため、状況によっては検討の価値があります。
金利の低い銀行カードローンなどに「借り換える」
一つの借入を、より条件の良い別のローンに乗り換える方法も有効です。一般的に、銀行カードローンのほうが、消費者金融よりも上限金利が低めに設定されていることが多く(例:年14.5%など)、この差をうまく活用することで利息の負担を減らせます。
現在、消費者金融で借入中の方も、より低金利な銀行カードローンに借り換えることで、シンプルに支払う利息を抑えることが可能です。
たとえば、「セブン銀行カードローン」などは、審査スピードが早く金利も消費者金融より抑えめなのでおすすめできます。
ただ、銀行カードローンは消費者金融に比べて審査が厳しい傾向にあるため、計画的に進めることが重要です。
「繰り上げ返済」で元金を直接叩く【最も確実な方法】
最後に紹介するのは、金利そのものを下げる方法ではありませんが、支払う利息の総額を減らす、もっとも確実で誰にでも実践できる方法……それが「繰り上げ返済」です。
利息は、借入残高(元金)に対して日割りで計算されるため、1日でも早く、1円でも多く元金を減らすほど、翌日以降にかかる利息を抑えることができます。
とくに、ボーナスや臨時収入が入ったタイミングでの繰り上げ返済は、利息を減らすうえで効果的です。
無理のない範囲でこうした返済を取り入れることで、最終的な返済総額を大きく軽減できる可能性があります。
余裕のあるときに、数千円でも多く入金する習慣をつけておくと、利息を効率よく減らしましょう。
まとめ
消費者金融の金利について正しく理解することは、借入を賢く利用するための第一歩です。
法律で上限金利が定められているため、借入額に応じた金利の違いや、無利息期間の活用方法を押さえておくことで、支払う利息を抑えることが可能です。
また、借入金利を下げる方法としては、利用実績による増額申請や銀行カードローンへの借り換えが効果的です。
さらに、繰り上げ返済を活用すれば、利息の総額を減らすこともできるため、無理のない範囲で積極的に取り入れることをおすすめします。
今回紹介したポイントを参考に、ご自身の状況に合った借入方法を見つけ、賢く返済計画を立ててください。
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