「今すぐ10万円が必要だけど、審査に通るか心配…」
「審査なしで使える後払いサービスはない?」
結論から言えば、法律上「完全に審査がない」後払いサービスは存在しません。しかも、後払い決済で現金を借りられるサービスもありません。
「審査なし」「誰でも利用OK」といった宣伝の裏には、違法業者が関わっているケースもあり、トラブルに巻き込まれる危険があります。
この記事では、マエカリ(メルペイ)やバーチャルカード、QUICPayなどの後払いサービスがどのような審査を行っているのかを解説します。
「どうしても現金が必要」という場合は、大手や中小のカードローンを利用しましょう。2万〜10万ほどの少額なら即日借りられる可能性があります。
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ポストペイ(後払い)で「完全審査なし」のサービスはない

「審査なしで後払いしたい」と考える方は多いですが、残念ながら法的に「完全審査なし」で利用できるポストペイ(後払い)サービスは存在しません。
どんなに手軽そうに見えるアプリでも、後払いという仕組みは「一時的に利用者の代わりにお金を立て替える」行為にあたります。
本人確認や支払い能力のチェックといった何らかの審査は必ず行われます。
こうした仕組みを理解しないまま「審査なし」「即利用可能」といった甘い言葉に誘われると、違法な金融業者に巻き込まれるリスクもあります。
まずはこの現実を正しく知り、安全に利用できる方法を選ぶことが大切です。
なぜ「審査なし」が存在しないのか(法律と仕組み)
後払いやクレジットカードなどのサービスは、「割賦販売法」や「貸金業法」といった法律で厳しく規制されています。これらの法律では、利用者が過剰な債務を負わないよう、サービス提供者に対して利用者の返済能力を調査すること(=審査)を義務付けているのです。
貸金業法 第十三条(返済能力の調査) 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客の収入や借入状況などを調査しなければならない。
(引用:e-Gov法令検索「貸金業法」)
しかも、貸金業法16条では「審査が甘い・誰でも借りられる」など、安易にローンが利用できるような文言で顧客を誘致することを禁止しています。
なので、もし「審査なし」「誰でも利用できる」といった宣伝をしている業者が亜あれば、法律を無視した違法業者(いわゆる闇金)や詐欺の可能性が高いと考えられます。
こうした業者に申し込むと、個人情報を悪用されたり、法外な手数料を請求されたりする危険があるため、絶対に利用してはいけません。

マエカリ・バーチャルカード・クイックペイで10万・2万借りる裏技もない
「審査なし」と同じように、「マエカリ」「バーチャルカード」「QUICPay」を使って審査を回避し、10万円や2万円を引き出すような裏技は存在しません。これらは決済手段であり、現金を直接貸し出すためのサービスではないからです。
以下で、それぞれのサービスの仕組みと、なぜ裏技が通用しないのかを具体的に説明します。
マエカリ(メルペイ)やバーチャルカードは「審査あり」
まず、「マエカリ」はサービスが終了しています。現在は「メルペイスマート払い(後払い)」がその仕組みにあたります。
このメルペイスマート払いを利用するには、メルカリでの取引実績をもとにしたAI審査や、「アプリでかんたん本人確認」などの手続きが必要で、「審査なし」で使えるわけではありません。
また、バンドルカードなどの「バーチャルカード」も同様です。チャージして使う分には審査は不要ですが、後払い機能(ポチっとチャージなど)を利用する場合は、必ず審査を経て利用可否が判断されます。
ちなみに、2万円前後の少額枠であれば通過しやすいケースもありますが、10万円といった高額枠を得るには、長期的な利用実績や支払いの信用が重視されます。
クイックペイはあくまで決済手段(紐づくカードの審査が必要)
「クイックペイ(QUICPay)」は、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードをスマートフォンに登録して使う電子マネーの一種です。
クイックペイそのものに審査はありませんが、利用には必ず紐づけるカードが必要です。そしてそのカードを発行する際には、クレジットカードであれば必ず審査が行われます(プリペイド型を除く)。
つまり、「クイックペイなら審査なしで後払いできる」というのは誤りです。紐づけたクレジットカードに利用枠がなければ、クイックペイで支払いを後回しにすることはできません。
後払い現金化で2万作るのは裏技ではなく規約違反
ネットで「審査なしで2万円作る裏技」として紹介される手口の一つに、「後払い現金化」があります。
これは後払いアプリやクレジットカードのショッピング枠で換金性の高い商品を買い、それを売って現金に替える方法です。
ですが、これは裏技どころか、ほとんどの後払いサービスやカード会社の利用規約で明確に禁止されている違反行為です。
発覚すると、サービスの利用停止や強制解約、利用残高の一括返済を求められる可能性がありますし、信用情報や今後のカード利用に重大な悪影響を及ぼす恐れがあります。
目先の数万円のために将来の信用を失うリスクが大きいので、絶対に手を出さないでください。
10万必要なら審査なしの危険な裏技より安全な「大手消費者金融」
ここまでの説明どおり、「審査なし」で安全に10万円を用意する方法はありません。どうしても今日中に必要なら、金融庁に登録された正規の大手消費者金融を使うのが、現実的です。
後払いアプリの現金化など危険な方法に手を出すより、安全性や将来の信用を考えれば、正規の金融機関を選ぶほうがはるかに賢い選択肢。
しかも、大手消費者金融は審査スピードが非常に早く、最短3分〜20分程度で審査が完了し、即日融資に対応しているところがほとんどです。
①プロミス
プロミスは、大手の中でも特にスピード対応に定評があるカードローンです。
最短3分(※)で審査が完了し、条件が合えばそのまま即時振込も可能です。土日祝日を含めて原則24時間365日対応しているため、夜間や急な出費にも対応できるのが強みです。
初めての方でも使いやすいスマホアプリが用意されていて、借入や返済状況の確認も簡単。Web完結で申し込みから契約まで進められるため、人と会わずに手続きを済ませたい方にも向いています。
| 実質年率 | 2.50%~18.00% |
| 融資額 | 800万円まで※借入限度額は審査によって決定いたします |
| 融資までの期間 | 最短3分(※1) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
初めての利用に限り最大30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
\ 最短3分融資(*) /
②LINEポケットマネー

LINEポケットマネーは、LINEアプリ上で申し込みから借入まで完結できるサービスです。
銀行やカード会社とは異なり、LINEの利用履歴や行動データをもとに独自のスコアリングを行う点が特徴です。クレジットカードやローンの利用実績が少ない方でも、条件次第で利用できる可能性があります。
申し込み手続きも数分で完了し、LINE Pay残高へ直接入金されるためスピーディー。小口融資を希望する方や、すぐに手軽な資金を用意したい方に向いています。
③SMBCモビット
SMBCモビットは、三井住友カードのローンブランドという信頼性と、利便性の高さを兼ね備えた大手消費者金融です。
特に人気なのが「WEB完結申込」。電話連絡や郵送書類なしで契約が完了します。職場や家族に知られたくない方でも安心して利用できるのが大きなメリットです。
審査スピードも速く、申し込みから最短即日での融資も可能。全国のATMからの返済や、スマホアプリでの残高確認など、利用後の管理も簡単です。
| 実質年利 | 3.0%~18.0% |
| 借入限度額 | 800万円 |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
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審査が不安なら柔軟対応の「中小消費者金融」
過去に支払いの遅れや延滞があり、「大手の審査に通らなかった」「もう借りられないかもしれない」と感じている方は、中小消費者金融への申し込みを検討してみましょう。
中小業者も金融庁に登録された正規の貸金業者なので、法律に則って営業しています。
知名度こそ大手より劣りますが、その分、一人ひとりの事情を丁寧に聞き取り、現状を重視した柔軟な審査を行う会社が多いのが特徴です。
過去の信用情報よりも「現在の収入や返済能力」を評価してくれる傾向があるため、どこ川も借りられないと悩んでいる方の解決策となる可能性があります。
特に以下の4社は柔軟対応で定評があるので、相談してみるといいでしょう。
審査なしのポストペイに関するよくある質問
最後に審査なしのポストペイに関するよくある質問を紹介します。
ポストペイで「審査なし」と書かれている広告を見ましたが、本当ですか?
「審査なし」「誰でも即日OK」といった宣伝を見かけることがありますが、そうした広告は誇大広告であるか、もしくは違法な業者による勧誘である可能性高く危険です。
前述したように、日本では割賦販売法や貸金業法によって、後払いサービスを提供する事業者は利用者の返済能力を必ず調査しなければならないと定められています。
審査を行わない業者は、法律を無視して営業しているか、法外な手数料を取る闇金まがいのケースも多く、個人情報を悪用される危険もあります。
正規のサービスであれば、必ず何らかの形で審査が入る点を覚えておきましょう。
携帯キャリア決済は審査なしで現金化できますか?
携帯キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなど)は、利用時にその都度審査が入るわけではありません。
しかし、携帯電話を契約する段階で、すでに本人確認や支払い能力に関する審査が行われています。
利用できる上限額も、これまでの料金支払い状況や契約期間などをもとに各社が個別に設定する仕組みです。
また、キャリア決済を使ってAmazonギフト券などを購入し、それを換金する行為は各社の利用規約で明確に禁止されています。違反が発覚した場合、決済機能の停止や携帯電話の強制解約など、厳しい措置が取られるおそれがあります。
「AI審査」のアプリなら、ブラックでも通りますか?
AIによる自動審査は、従来の人手による審査に比べてスピーディーで柔軟に対応できる点が特徴です。
ただし、「AI審査ならブラックでも通る」といった誤解は禁物です。
AIは申込者の年収や勤務状況、過去の支払い履歴、さらに他サービスでの利用傾向など、さまざまなデータをもとにリスクを総合的に判断します。
信用情報機関に延滞や債務整理などの異動情報が登録されている場合は、AI審査でも否決となる可能性が高いのが実情です。ごく少額(数千円程度)の枠で通過する例もありますが、10万円などの高額利用はまず認められません。
バンドルカードの「ポチっとチャージ」は審査なしですか?
バンドルカードの「ポチっとチャージ」には審査があります。バンドルカード自体は、事前に現金をチャージして使うプリペイド式のため誰でも発行できますが、後払い機能を利用する際は別です。
「ポチっとチャージ」を申し込むたびに、提携会社が入力情報や利用履歴をもとに審査を行い、結果によっては利用できない場合も。
支払いが遅れた場合は遅延損害金が発生し、次回以降のチャージが制限される可能性もあります。便利な仕組みですが、実際には“借入”に近い性質を持つため、計画的な利用が求められます。
後払いを滞納するとどうなりますか?
後払いの支払いを滞納すると、最初に起こるのはサービスの一時停止です。その後、メールや電話、ハガキなどで督促が行われ、支払いが確認できない状態が続くと、遅延損害金が発生します。
さらに長期間放置した場合、信用情報機関(CICなど)に延滞情報が登録されることになり、いわゆる「ブラックリスト入り」とみなされます。
そうなると、新たなクレジットカードの発行やローンの審査がほぼ通らなくなり、社会的信用にも大きな影響を及すので注意が必要です。悪質な延滞と判断された場合は、最終的に裁判を起こされ、給与や財産の差し押さえといった法的措置を受けるリスクも。
利用は計画的に、使いすぎないことが大切です。
審査が甘い後払いアプリはありますか?
「審査が甘い」と言い切れる後払いアプリは存在しません。どのサービスも、利用者の返済能力を確認する最低限の審査基準を設けています。
ただし、サービス開始から間もない新しいアプリや、利用限度額をあえて低め(3,000円〜5,000円程度)に設定しているアプリは、比較的柔軟に判断している傾向があるといわれます。こうしたサービスでは、少額の利用と確実な返済を繰り返すことで、信頼度が高まり利用枠が徐々に広がっていくケースもあります。
一方で、過去に同系列のアプリで延滞や未払いを起こしている場合は、審査に通らない可能性が高い点にも注意が必要です。
まとめ
結論として、法的に「完全に審査なし」で利用できる後払いサービスは存在しません。「審査なし」や「裏技」といった甘い表現には、闇金や詐欺、規約違反の現金化へ誘導する危険性が潜んでいます。
もし、今日中に安全に10万円を用意したい場合は、正規の金融機関である大手消費者金融(プロミスやLINEポケットマネーなど)が最も現実的で安心できる選択肢です。
また、過去の延滞や信用情報に不安がある場合は、柔軟な審査を行う中小消費者金融(セントラルなど)も検討しましょう。目先の手軽さだけで選ぶのではなく、安全性と自身の返済能力を踏まえた正しい判断が重要です。



