PayPay銀行カードローンの増額審査は、完了まで数日〜1週間ほどかかります。最短で翌日に回答が出るケースもありますが、即日融資はほぼ見込めません。
さらに注意したいのは、再審査によって「限度額の減額」や「利用停止」といったペナルティが発生する可能性があることです。軽い気持ちで申し込むと、今の借入枠すら失う恐れがあります。
「今日中にお金が必要」「今の枠を減らされたくない」といった場合は、リスクを抱えて増額申請するより、最短3〜20分で借りられる他社の新規申し込みを利用する方が、確実で安全です。
本記事では、PayPay銀行カードローンの増額審査にかかる日数やメールが来ない時の対処法、減額のリスクを回避する方法などをまとめて解説します。
<増額審査はリスクあり!不安なら新規申込がおすすめ>

PayPay銀行カードローン増額審査は何日かかる?メールが来ない時の目安

PayPay銀行カードローンの増額審査にかかる時間は、最短翌日〜数日程度です。
公式には「最短翌日」という記載も見られますが、実際に翌日に結果が出るケースは稀です。増額審査は、これまでの返済実績や現在の他社借入状況を新規時よりも厳しく精査するため、新規申し込みよりも時間がかかる傾向にあります。1週間近く待たされることも珍しくありません。
増額審査の結果は基本メール通知
基本的に、審査結果はメールで届き、電話で連絡が来ることはまれです。ただ、勤務先確認や内容確認が必要な場合、電話が入る可能性は公式・解説記事でも触れられていますので、電話が入る可能性もゼロではありません。
申し込みから数日たってもメールが届かない場合は、まず迷惑メールフォルダを確認してみてください。それでも見当たらない場合は、まだ審査が続いている可能性が高いでしょう。
審査が長引いているということは、そのぶん判断が難しい状況、いわゆる「ギリギリのライン」にいるケースも考えられます。一般的に、審査期間が長くなるほど否決になる可能性が高まることは、頭に入れておくと安心です。
土日祝日は審査が進まない
PayPay銀行は24時間使えるネット銀行ですが、審査そのものは土日・祝日には行われません。
金曜の夕方や週末に増額を申し込んだ場合、審査が始まるのは翌営業日(月曜日)以降となります。そこから数日かかるため、実際にお金が手元に入るまでにはどうしても時間差が生じます。
つまり、「週末の間に急いでお金が必要になった」という状況では、PayPay銀行の増額では間に合いません。土日祝日も審査・融資に対応している他社カードローンを利用したほうが、確実に時間を短縮できます。
<土日に借りたい人はココ👇>
知恵袋・口コミで判明!PayPay銀行カードローン増額審査に「落ちた人」の共通点と在籍確認の実態

Yahoo!知恵袋などの口コミを見ると、PayPay銀行の増額審査について「思ったより厳しかった」という声が少なくありません。
増額は、すでに設定された限度額を引き上げる手続きになるため、初回の契約時よりも慎重にチェックされる傾向があります。
ここでは、実際に増額審査に落ちた人に共通して見られるポイントと、多くの人が気にする在籍確認の流れについてまとめました。
増額の審査落ち・否決になる主な原因
増額審査に落ちる原因は個人の状況によりますが、口コミや一般的な審査基準から、以下の3つのパターンが多く見受けられます。
- 他社借入が増えている(総量規制オーバー)
- PayPay銀行での返済に遅れがある
- 「増額案内」が来ていないのに申し込んだ
①他社借入が増えている(総量規制オーバー)
初回契約時より、消費者金融やクレジットカードのキャッシング残高が増えている場合、増額審査の通過はほぼ不可能です。
貸金業法の総量規制に抵触するほか、銀行が独自に設定している返済比率にも引っかかるため、審査で弾かれる仕組みになっています。
また、銀行系カードローンは「他社借入の増加」を特に重視する傾向があり、金額が少額であっても、短期間に借入先が増えた場合はマイナス評価となります。
②PayPay銀行カードローンでの返済に遅れがある
返済について、「数日程度の遅れなら大丈夫」という考えは通用しません。
PayPay銀行カードローンの毎月の返済が遅れた時点で、社内の信用スコアは確実に下がります。このスコアは社外に公開されないため、社内評価として強く影響し、増額どころか現状の限度額を維持することさえ難しくなります。
とくに銀行カードローンは、延滞に対する評価が厳しく、たとえ一度の遅れであっても「返済能力に不安がある」と判断されやすい点が特徴です。
③「増額案内」が来ていないのに申し込んだ
アプリやメールで「増額可能」の案内(インビテーション)が届いていない段階で、自分から増額申請をすると、否決されるケースが目立ちます。
案内が来ていない = 銀行側がまだ増額できる状態ではないと判断しているため、申請しても受け付け段階でマイナス評価となり、門前払いに近い結果になります。
また、銀行側がインビテーションを出すのは、直近数ヶ月の利用状況や返済実績、他社借入の動きを確認したうえで「増額しても問題ない」と判断したときだけです。新規申し込み直後や利用実績が少ない段階では返済能力の判断がしにくいため、案内が来てから申し込むほうが通過しやすいとされています。
在籍確認は「原則電話あり」!職場にバレるリスク
消費者金融(アイフルやプロミスなど)は「原則として電話なし」で在籍確認を行うのが主流です。特にSMBCモビットのWEB完結なら電話なしで借りることも可能です。
しかし、PayPay銀行カードローンは事情が異なり、基本的に勤務先への電話連絡が行われます。
担当者は「PayPay銀行の〇〇です」と名乗って職場へ連絡します。どうしても会社に知られたくない場合、銀行名を伏せて個人名でかけてもらえることもありますが、基本的には銀行名での連絡が前提です。
その際、「銀行から電話って、何の審査だろう?」と勘の鋭い同僚に気づかれる可能性もあるため、借入が完全にバレないとは言い切れません。
特に増額審査では、「本当にその会社で働き続けているか」を再確認するため、初回同様に電話がかかってくる可能性が高いと考えてください。
「職場の誰にも知られずに借りたい」「会社に電話が来るのは避けたい」という場合は、PayPay銀行の増額にこだわるべきではありません。
公式に「原則電話連絡なし」と明示しているSMBCモビットやプロミスなど、電話なしで手続きできるカードローンを新規で利用する方が確実です。
PayPay銀行カードローン増額申請には「減額・利用停止」のリスクがある

多くの人が誤解していますが、増額審査は単に「限度額を増やせるか」だけを判断しているわけではありません。現在の限度額が適切かどうかを改めて確認する再審査も兼ねています。
そのため、増額を申し込んだことで逆に、限度額の減額や利用停止(新規借入不可)といった最悪の結果につながるケースも実際にあります。
増額審査で限度額が減らされる主な原因
審査担当者は、次のような変化を特に厳しくチェックしています。
- 他社借入の増加:初回契約時より他社からの借入が増えている場合。
- 返済状況の悪化:PayPay銀行や他社の返済に遅れがある場合。携帯料金や公共料金の支払い状況も参考にされます。
- 属性の変化:転職などで勤続年数がリセットされた、年収が下がった、といった場合。
これらのマイナス要素が見つかると、増額はおろか、今の利用枠を減らす、あるいは返済専用に切り替えるといった判断が下されることがあります。
今の枠を守るなら「他社新規」が正解
増額申請は、今のライフラインとなっているPayPay銀行の利用枠を失うリスクを伴う手段です。
もし「他社借入が少し増えている」「審査に少しでも不安がある」といった心当たりがある場合は、PayPay銀行に手を出さず、今の枠を温存したまま、審査基準の異なる他社カードローンに新規で申し込むのが賢明です。
新規申し込みなら、PayPay銀行の枠はそのまま維持され、さらに新しい借入枠を確保できます。結果として、トータルで借入可能な金額を安全かつ確実に増やすことができます。
リスクを回避して即日借りるなら「新規申し込み」一択!おすすめのアプリ・消費者金融
前述の通り、PayPay銀行での増額には「時間がかかる」「減額される」といったリスクがあります。
「今の限度額を維持したい」「今日中にお金が必要」といった場合は、PayPay銀行に手を出さず、審査スピードが速くスマホで手続きが完了する他社カードローンに新規で申し込むのが基本です。
ここでは、PayPay銀行ユーザーにとって使いやすく、審査通過の可能性も高いおすすめサービスを厳選して紹介します。
①LINEポケットマネー:PayPay銀行カードローン同様にスマホで完結

LINEポケットマネーは、普段使っているLINEアプリからそのまま申込や契約ができるため、新しいアプリをわざわざダウンロードする手間はありません。
審査では、一般的な基準に加えてLINEの利用状況をスコア化した「LINEスコア」が考慮されるので、銀行審査で通りにくい人でも異なる基準で評価されるチャンスがあります。
PayPay銀行のように少額融資を希望する人にも対応可能。「給料日までに1万円借りたい」「無駄なアプリを増やしたくない」「誰にもバレずに借りたい」という人に向いています。
②プロミス:最短3分〜のスピード融資に対応!土日もOK
プロミスは、大手消費者金融の中でも審査スピードがトップクラス。申し込みから最短3分で融資まで完了することもあります。上限金利は18.0%と他社と同水準ですが、それでも審査スピードや無利息期間などの条件を考えると、利息の負担を抑えつつスムーズに借り入れしたい人には向いています。
初めて利用する場合は30日間無利息サービスがあるので、利息を抑えたい方にも大きなメリット。スマホから手軽に申し込み可能。必要なときにすぐ借入できるため、急な出費にも柔軟に対応できます。
| 実質年率 | 2.50%~18.00% |
| 融資額 | 800万円まで※借入限度額は審査によって決定いたします |
| 融資までの期間 | 最短3分(※1) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
初めての利用に限り最大30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
\ 最短3分融資(*) /
③アイフル:最短18分融資!サービス充実
アイフルは、銀行グループに属さない独立系のカードローンで、独自の審査基準を持っています。「銀行審査が不安」という人でも申し込みやすいのが特徴。
審査は最短18分(※)で完了することもあり、急な出費にもスピーディに対応できます。さらに、原則として勤務先への電話連絡がないことを公式に公言しているため、職場に知られずに借入したい人にも向いています。
| 実質年利 | 3.0%~18.0% |
| 借入限度額 | 800万円(※1) |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※2) |
| WEB完結 | 可能 |
※1:ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。※2:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※貸付条件※———————————————————————
■商号:アイフル株式会社
■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
■遅延損害金:20.0%(実質年率)
■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
■担保・連帯保証人:不要
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④SMBCモビットWEB完結で電話なし
PayPay銀行で避けられない職場への電話連絡をどうしても回避したい場合は、SMBCモビットの「WEB完結」が最適です。
WEB完結で申し込めば、職場への電話連絡や郵送物は原則発生せず、誰にも知られずに借入が可能です。さらに、返済時にはVポイント(旧Tポイント)が貯まり、貯めたポイントをさまざまに使えるため、ポイ活をしている人にもメリットがあります。
| 実質年利 | 3.0%~18.0% |
| 借入限度額 | 800万円 |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
\ WEB完結で電話なし! /
金利や安心感を重視するなら「他行カードローン」も選択肢
「消費者金融はスピードが早いけど、金利や安心感が気になる」という人には、他の銀行カードローンで新規契約することをおすすめします。
PayPay銀行で増額審査を受けるより、新たに他行で枠を作った方が、ATM手数料の節約や金利の引き下げといったメリットを受けやすくなります。
①セブン銀行カードローン
「銀行カードローンがいいけど、審査に何日も待ちたくない」という方に最適なのがセブン銀行です。一般的な銀行カードローンは審査に1週間近くかかることもありますが、セブン銀行は最短当日〜2日程度で結果が出ることが多く、スピード感が魅力。しかも、上限金利も銀行ならではの水準。
全国のセブン銀行ATMで、原則24時間365日、何度でも借入・返済の手数料が無料です。「現金が必要になることが多い」という方にとって、PayPay銀行よりもコスパが良い場合があります。
| 実質年利 | 12.0%~15.0% |
| 借入限度額 | 10万円~300万円(初回は50万円まで) |
| 融資までの期間 | 最短翌日 |
| WEB完結 | 可能 |
\ 銀行ならではの金利水準が魅力 /
②住信SBIネット銀行カードローン:少額から高額までの融資に対応
まとまった金額を借りたい、あるいは長期的に無理なく返済していきたい方には、住信SBIネット銀行カードローンがおすすめです。
消費者金融の上限金利(年18.0%程度)と比較して、銀行カードローンならではの金利設定が魅力です。利息の支払いを少しでも抑えて、計画的に利用したい方に適しています。
SBI証券の口座を持っている方や、住信SBIネット銀行をメインバンクにしている方にとっては、口座や資金の管理がしやすく、使い勝手が良いのが特徴です。この機会にSBI経済圏デビューをするのも一つの選択肢です。
| 実質年利 | 年2.49%~14.79%(※) |
| 借入限度額 | 10万~1,000万円 |
| 融資までの期間 | 最短数日 |
| WEB完結 | 可能 |
※利用限度額、金利優遇により金利が決定します。金利優遇条件はこちら
PayPay銀行カードローン増額に関するよくある質問
最後にPayPay銀行カードローンの増額でよくある質問を紹介します。
PayPay銀行カードローンの在籍確認は電話ですか?
PayPay銀行カードローン(旧ジャパンネット銀行)では、審査の一環として勤務先への電話連絡を行うのが基本です。
原則として電話で行われ、担当者は銀行名を名乗ります。消費者金融のように「原則電話なし」とは異なるので注意が必要です。
特に増額審査では、初回契約時から勤務先が変わっていないか、実際に勤務しているかを厳しく確認するため、電話連絡が入る可能性は高いと考えてください。拒否すると審査に通らない場合があります。
<電話がないのはここ>
PayPay銀行の在籍確認はどのように行われますか?
申込者がその職場に在籍していることが確認できれば、在籍確認はすぐに終了します。具体的には、銀行の担当者が職場に電話をかけ、「〇〇(申込者名)さんはいらっしゃいますか?」と尋ねます。本人が電話に出れば、その場で確認は完了です。
席を外している場合でも、同僚が「〇〇はただいま席を外しております」や「本日はお休みをいただいております」と答えれば、在籍している事実として確認され、審査はクリアとなります。原則として再度電話がかかってくることはありません。
PayPayカード(クレジットカード)の審査で在籍確認はありますか?
クレジットカードの審査では、電話での在籍確認はほとんど行われません。
「PayPayカード(クレジットカード)」と「PayPay銀行カードローン」は、まったく別の審査基準で運用されています。クレジットカードは機械的なスコアリング審査が中心で、職場への電話連絡が行われることは稀です。
しかし、これを理由に「カードで電話がなかったから、銀行カードローンの増額でも電話はないだろう」と考えるのは危険です。銀行カードローンは貸金業法や銀行法に基づき、返済能力を慎重に確認する必要があるため、電話による在籍確認の頻度は圧倒的に高くなります。

増額案内メールが来ていないのに申し込んでも通りますか?
PayPay銀行から「増額申し込みが可能です」という案内メールやアプリ通知(インビテーション)が届いていない状態での申し込みは、審査に通る可能性が極めて低く、おすすめできません。
案内が来ていないということは、銀行側が現状の利用実績に基づき「信用力がまだ足りない」「増額の対象外」と判断している証拠です。無理に申し込むと、審査落ちの履歴が信用情報に残るだけで終わります。その場合は、他社での新規借入を検討する方が現実的です。
増額審査の結果が遅いのですが、土日も審査していますか?
PayPay銀行はネット銀行として24時間振込などに対応していますが、カードローンの審査業務は土日・祝日には行われません。
たとえば金曜日の夕方に増額を申し込んだ場合、実際に審査が始まるのは翌週の月曜日以降となり、さらに数日かかることがあります。そのため、結果が出るまでに時間がかかります。「土日に急にお金が必要」という場合は、土日祝日でも審査・融資に対応している大手消費者金融を利用するのが確実です。
<土日もOKの借入先ならココ👇>
増額審査に落ちたら、今借りている限度額はどうなりますか?
最悪の場合、限度額が引き下げられたり、利用自体が止められてしまうことも。
増額審査は「枠を増やすためのチェック」であると同時に、「いまの返済能力が本当に維持できているか」を改めて確認する工程です。
その際に、他社での借入が増えている、過去に返済が遅れた形跡があるなどのマイナス材料が見つかると、増額が通らないだけでなく、現在の限度額が大きく下げられたり(例:50万円→10万円)、利用停止になったりする可能性があります。そうなると、新規の借入ができません。
いまの利用枠を維持したいのであれば、安易な増額申請は控えた方が安全です。
まとめ
PayPay銀行の増額審査は数日〜1週間ほどかかり、状況によっては減額や利用停止といったペナルティを受ける可能性があります。さらに、審査の過程で職場への電話連絡(在籍確認)が入ることも多く、避けたい方にとっては大きな負担になることも。
「今の枠は絶対に守りたい」「今日すぐに必要なお金を用意したい」という場合は、増額申請を行わない方が安全です。
リスクを避けながら早く借りたい方には、最短3分〜20分で融資可能なプロミス・アイフルや、LINE上で完結できるLINEポケットマネーといった新規契約のほうが、現実的です。本記事を参考に、あなたに合う借入先を選んでください。

