「複数社の借金を一本化したいけど、審査に通るか不安…」
「知恵袋で『必ず借りれる』って見たけど、そんなおまとめローン本当にあるの?」
複数の借入を一本化することで、金利負担の軽減や返済管理の簡略化といった大きなメリットが期待できる「おまとめローン」。返済のゴールが見えやすくなるため、多重債務に悩む方にとって心強い味方です。
しかし、大前提として「必ず借りれる」「審査なし」といったおまとめローンは、残念ながら存在しません。
そこで今回は「必ず借りれるおまとめローン」の真相について詳しく解説したのち、審査に通らない理由やおすすめのおまとめローン会社をご紹介します。「おまとめローンで返済の負担を軽減させたい…。」と考えている方はぜひ参考にしてください。
おまとめローン審査通りやすい銀行!審査通りやすいランキングは危険!審査ゆるい・300万成功など

まず結論からお伝えすると、正規の貸金業者で「必ずお金を貸してくれる」おまとめローンは絶対にありません。
というのも、貸金業者は「貸金業法」という法律によって、申込者の返済能力を調査する「審査」を行うことが義務付けられているからです。
ローンなどの借り入れをする際、貸金業者はローンの借入者に対してきちんと返済能力があるか審査を実施することが義務付けられています。
これは、貸金業法第13条に則っています。その審査結果によって、借入者の返済能力がないとされた場合、審査落ちしてお金が借りられない場合があります。
よってこの「審査」が存在する限り、必ず借りられると保証されたおまとめローンはあり得ないのです。
審査の結果、返済が難しいと判断されれば、融資は見送られます。これは、業者が貸し倒れのリスクを防ぐためであると同時に、利用者が無理な借入で苦しむことを避けるためのルールです。
もし、「審査なし」「誰でもOK」「ブラックでも必ず融資」といった甘い言葉を掲げる業者には注意が必要です。
こうした業者の多くは、正式な貸金業登録を受けていない違法な闇金である可能性が高く危険です。利用してしまうと、法外な利息を要求されたり、強引な取り立てを受けたりと、状況が一層悪化するおそれがあります。どんなに困っていても、絶対に関わらないようにしましょう。

「審査通りやすいはNG」柔軟対応が魅力のおまとめローンなら中小消費者金融!600万成功も

600万など高額なおまとめローンは、審査が厳しくなる傾向にありますが、状況によっては中小消費者金融で借りられる可能性があります。
銀行や大手の消費者金融に比べて、中小の消費者金融の中には、独自の審査基準を設け、申込者一人ひとりの状況を丁寧に見てくれる会社も存在します。たとえば以下の2社です。ここでは、おまとめローンを専門に扱い、柔軟な審査が期待できるサービスを紹介します。
①デイリーキャッシング

デイリーキャッシングは、おまとめローンを専門に扱う中小消費者金融です。最大の特長は、WEB完結で全国どこからでも申し込みが可能な点。地方にお住まいの方でも来店不要で手続きを進められます。
融資額は最大600万円、金利は8.5%〜14.5%と銀行に匹敵する魅力的な金利が特徴です。アルバイトやパート、派遣社員の方でも申し込みが可能で、申込者の現在の返済能力を重視した柔軟な審査が期待できます。
「複数の借入をまとめて、とにかく早く返済の負担を減らしたい」という全国の方にとって、頼れる選択肢の一つです。
メリット | デメリット |
✅WEB完結で来店不要・全国対応 ✅最短即日のスピード融資が可能 ✅雇用形態(パート・アルバイト等)に寛容 ✅担保・保証人なしで申込可能 | ❌知名度が低く情報が少ない ❌口座振込での返済が基本 |
<デイリーキャッシングが向いている人>
- 地方にお住まいで、近くに来店できる金融機関がない方
- できるだけ早く借入を一本化し、返済管理を楽にしたい方
- 過去の経歴が原因で、銀行や大手消費者金融の審査に不安を感じている方
- パートやアルバイトでも、安定した収入があり返済の意思が強い方
実質年利 | 8.5%~18.0% |
借り入れ限度額 | 1~300万まで |
融資までの期間 | 最短30分 |
WEB完結 | 可能 |
\ 審査時間は最短30分 /
②首都圏キャッシングサービス

「首都圏キャッシングサービス」は、その名の通り、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の1都3県にお住まいの方を対象とした、おまとめローン専門の会社です。
WEB申し込みなら来店の必要がなく、最短で即日融資にも対応するスピーディーさが大きな魅力です。さらに、原則として職場への在籍確認を行わない方針のため、「会社にローン利用を知られたくない」という方でも安心して申し込めます。
このローンは返済専用で、新たな借入はできません。「もうこれ以上、借金を増やさずに着実に完済を目指したい」という方にとって、心強い存在です。
メリット | デメリット |
✅原則として職場への在籍確認がない ✅来店不要・最短即日融資に対応 ✅最大800万円までの一本化が可能 ✅返済専用で使いすぎの心配がない | ❌利用対象が1都3県の居住者に限定 ❌返済専用のため追加での借入は不可 |
<首都圏キャッシングサービスが向いている人>
- 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住んでいる、または勤務している方
- 職場への電話連絡を絶対に避けたい事情がある方
- これ以上借金を増やすことなく、返済に専念したいと考えている方
- 対面での相談よりも、Webや電話でスピーディーに手続きを完結させたい方
実質年利 | 7.3〜15.0% |
借入限度額 | 50万〜800万円 |
融資までの期間 | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
返済期間 | 30年以内、360回以内(1ヶ月単位) |
\ 関東圏の方はここ! /
おまとめローンどこも通らない3つの理由

「おまとめローンを利用したいのにどこも通らない。どうして…?」と悩む方に向けて、考えられる理由を3つ解説します。
- 信用情報に傷がある
- 収入が安定していない
- 複数社から借入している
対応策も合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
理由1:信用情報に傷がある
まず、信用情報に傷がある人は、審査に通りにくい傾向があります。
この信用情報に「傷」がつくとは、光熱費や通信費の長期延滞、クレジットカードの延滞・強制解約、あるいは債務整理などの金融事故が登録されている状態を指します。
こうした記録が1つでも残っていると、「お金の管理が甘い」「返済に不安がある」といった評価を受け、審査のハードルが上がってしまうのです。
「では、信用情報に傷が残っている人は、おまとめローンを利用できないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。登録されたデータは、一定期間が経過すると自動的に消去される仕組みになっています。
データの保管期間は内容や登録先によって異なりますが、おおよそ以下の通りです。
- 長期延滞…約1~5年
- 強制解約・代位弁済…約5年
- 債務整理…約5~10年
もし過去に金融事故を起こしている場合は、情報が消去された後に申し込むことで、審査通過の可能性が高まります。
信用情報は「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」「JICC(株式会社日本信用情報機構)」「全国銀行個人信用情報センター」のいずれかで管理されています。手数料を支払えば、自分の信用情報を開示してもらうことができます。
「今の自分の信用情報がどうなっているか知りたい」という方は、これらの機関に問い合わせて確認してみるとよいでしょう。
理由2:収入が安定していない
また、おまとめローンの審査では、申込者の収入面も重要な判断材料となります。収入が不安定、または金額が少ない場合は、「返済能力が十分でない」と見なされ、審査に通りにくくなる傾向があります。
特に、以下のような立場や状況の方は、安定した収入が得られにくいと判断されやすいです。
- パート・アルバイトなどの非正規雇用
- 自営業・個人事業主
- 入社・転職して間もない方
とはいえ、これらに該当する人が必ず落ちるというわけではありません。実際には、収入額が十分にあったり、長期的な収入見込みがあると判断されたりすれば、審査に通過するケースもあります。たとえば、「フリーターでも審査に通った」「年収200万円ほどでも契約できた」といった口コミも見られます。
ただし、入社・転職したばかりの人は、まだ勤務実績が浅く、どうしても信用を得にくい傾向があります。その場合は、一定期間勤務を続けてから申し込むことで、審査通過の可能性を高めることができるでしょう。
理由3:借入先が多い
おまとめローンは、複数の借入を一つにまとめて返済を楽にするためのものですが、借入先が多すぎると、かえって審査で不利になることがあります。
なぜなら、「計画的にお金を借りられない人」「生活が不安定な人」と判断されやすく、返済能力に疑問を持たれる可能性があるためです。
もちろん、審査基準は金融機関ごとに異なるため、「〇社以上はNG」と明確に決まっているわけではありません。ただし、一般的には4~5社以上から借り入れている場合、慎重に審査される傾向があると考えてよいでしょう。
もし「借入先を4社から3社に減らしたい」といった状況であれば、信用のある1~2社から追加で借入を行い、他社分を完済して整理する方法もあります。
無理のない範囲で借入先を減らしていくことが、審査通過への近道になります。
おまとめローン審査に通りやすい銀行はない!通過率を上げるための4つのコツ
銀行・大手消費者金融ともに、一定の審査基準を設けており、誰でも簡単に借りられるローンはありません。
ただし、いくつかのポイントを押さえることで、審査に通過する可能性を高めることはできます。ここでは、通過率を上げるための4つのコツを紹介します。
申込前に「借入件数」と「借入残高」を1つでも減らす
審査の際、金融機関は「申込者が計画的にお金を管理できるか」を慎重に見極めます。借入件数や残高が多いと、「多重債務の傾向があり、返済能力に不安がある」と判断されやすく、審査で不利になる可能性があります。
ボーナスや臨時収入を活用して、残高の少ない借入先を1社だけでも完済しておきましょう。借入先が4社から3社に減るだけでも、審査担当者に与える印象は大きく変わります。
完済後は、必要に応じて「完済証明書」を発行してもらうと、より確実に証明できる書類として活用できる場合があります。
短期間で複数のローン申込みをしない
審査に落ちたからといって、焦ってすぐに別の金融機関へ申し込むのは避けるべき行動です。ローンの申込履歴は信用情報機関に6ヶ月間記録されるため、短期間で複数社に申し込むと「資金に余裕がない」「返済が難しいかもしれない」と判断され、審査に通りにくくなる「申し込みブラック」と呼ばれる状態に陥るおそれがあります。
申し込みは、事前にしっかり比較検討したうえで、「ここなら可能性がありそう」と感じる1社に絞りましょう。万が一審査に落ちた場合でも、最低でも2〜6ヶ月は期間を空け、その間に収入や勤続年数などの条件を整えることが、次の審査通過につながります。
勤続年数や収入の安定性を示す
おまとめローンは高額融資になることが多いため、貸し手は「将来にわたって安定的に返済できるか」を特に重視します。その判断材料として、勤続年数や収入の安定性が分かりやすい指標となります。
勤続年数が短い場合、審査は厳しくなる傾向に。理想は1年以上の勤務ですが、最低でも半年は同じ職場で働いてから申し込むのが望ましいでしょう。
また、給与明細や源泉徴収票など、収入の安定を客観的に示せる書類を準備しておくことも、信用力を示すうえで有効です。
正確な借入情報を申告する
「少しでも審査を有利に進めたい」と思って、年収を多めに書いたり、他社の借入件数や残高を少なく申告したくなる気持ちは分かりますが、これは絶対にやってはいけません。
金融機関は審査の過程で必ず信用情報機関に照会し、実際の借入状況や申込履歴を確認します。虚偽の申告はすぐに判明し、信用を失って審査に落ちるだけでなく、悪質だと判断されれば詐欺未遂など別の問題に発展するリスクもあります。
他社の借入件数や残高、年収などは、面倒でも事前にしっかり確認し、端数まで正直に申告してください。正直であることが審査を通るための最短ルートです。
おまとめローン審査通りやすい銀行でよくある質問

おまとめローンは通常のローンとは異なるので、疑問に思うことも多いでしょう。ここでは、おまとめローンに関するよくある質問を紹介します。
おまとめローンの審査に通らないときはどうすればいい?
まず大切なのは、なぜ審査に落ちたのかを正確に把握することです。本記事で触れた「信用情報」「収入の安定性」「借入件数」の3つの要素に思い当たる点がないか、改めて確認しましょう。
信用情報に不安がある場合は、CICやJICCなどの信用情報機関に開示を請求することで、自分の状況を正確に把握できます。
原因が明らかになったら、それを改善する行動をとることが必要です。たとえば、延滞の解消、勤続年数が1年以上になるまで待つ、借入件数を1社でも減らす、といった具体策が考えられます。原因を整理せずにむやみに別のローンへ申し込むと、信用情報に複数の申込履歴が残り「申し込みブラック」と呼ばれる状態になる可能性があるため、必ず慎重に対応しましょう。
もし、銀行や大手消費者金融のおまとめローンに落ちた場合は、「デイリーキャッシング」のような中小消費者金融に相談するのも有効な対策です。
年収400万で、おまとめローンでいくらまで借りられますか?
一般的に、「いくらまで」とは断言できませんが、現在の借入総額が目安となります。たとえば250万円程度の借入であれば、審査の対象になりやすいケースです。
消費者金融など貸金業者は、法律で年収の3分の1までしか貸せない「総量規制」の制限を受けます。年収400万円なら約133万円が上限です。
ただし、おまとめローンは「既存借入の返済を一本化するための借換え」として、この総量規制の例外にあたります。そのため、年収の3分の1を超える250万円程度の借入も、理論上は一本化可能です。
とはいえ、無制限に借りられるわけではありません。審査では現在の借入状況や返済能力が厳しくチェックされます。「年収の3分の1」という基準は返済能力を判断するひとつの目安として重視されるため、これを大幅に上回る借入は審査が厳しくなる傾向があります。
おまとめローンの審査に通らない人にはどんな特徴がありますか?
審査に通らない方には、いくつか共通する特徴があります。
まず、信用情報に傷がある場合です。過去に長期延滞や債務整理(自己破産など)の履歴があると、審査を通過するのは難しくなります。
次に、借入件数が多すぎるケースも不利です。おまとめローンは複数の借入をまとめるためのものですが、借入先が4社、5社以上と多すぎると「計画的に管理できない」と判断されやすく、審査に影響します。
また、収入が不安定、勤続年数が短い場合も審査に通りにくくなります。転職して間もない方(勤続1年未満)や、収入の変動が大きい個人事業主、パート・アルバイトの方は、継続的な返済が難しいと見なされる傾向があります。
さらに、申し込み内容に嘘や誤りがある場合も審査に落ちる原因となります。年収や他社借入額を偽って申告すると、信用情報の照会で必ず発覚しますし、意図せず入力ミスをしても審査に影響することがあるため、正確な情報の入力が重要です。
銀行と消費者金融のおまとめローン、どちらが審査に通りやすいですか?
一般的には、消費者金融のおまとめローンの方が審査に通りやすい傾向があります。
種類 | メリット | デメリット |
銀行のおまとめローン | 金利が低め(年15.0%以下が多い) | 低金利の分、審査が厳しく返済能力が求められる。融資まで時間がかかる場合が多い。 |
消費者金融のおまとめローン | 審査がスピーディーで、柔軟な対応が期待できる | 金利が高め(年18.0%程度が多い) |
審査に不安がある方は、まず消費者金融のおまとめローンを検討するのがおすすめです。一方で、少しでも金利を抑えたい方や信用情報に自信がある方は、銀行のおまとめローンに申し込むという選択が適しています。
審査に一度落ちたら、もうおまとめローンは利用できませんか?
そんなことはありません。原因を改善すれば、再申し込みで審査に通る可能性は十分にあります。
審査に落ちた場合に大切なのは、落ちた理由を冷静に分析し、焦ってすぐ別のローンに申し込まないことです。短期間に複数のローンに申し込むと「申し込みブラック」と見なされ、さらに審査に通りにくくなります。
再挑戦する際には、次のような対策が有効です。
- 現在の借入を少しでも減らす
- 勤続年数が1年を超えるまで待つ
- 信用情報から事故情報が消えるのを待つ(最低でも5年)
一般的に、再申し込みをする場合は最低でも6ヶ月は期間を空けるようにしましょう。
まとめ:必ず借りられるおまとめローンはないので審査が通る対策を打とう!
というわけで、必ず借りられるおまとめローンはありません。もし「誰でも審査が通ります。」というような誇張表現で勧誘してくるような会社があれば、闇金や違法業者だと疑って良いでしょう。
審査に通らないのには必ず原因があります。本記事でご紹介した「審査が通らない理由」に該当するものがないかを探って、その問題を一つずつ解決していくのが審査通過のための1番の近道と言えるでしょう。
