最大30万円まで利用できた人気サービス「マエカリ後払い」は、2019年12月4日にサービスが終了しています。「審査なし後払い」といったキーワードで検索されることが多いですが、まったく無審査というわけではありません。
マエカリに限らず、後払いアプリは初回に審査があります。もちろん、ローン審査のような厳しいものではないため「手軽に利用できる」「ブラックでも通った」というイメージがあり「審査なしでマエカリのような後払いアプリを使いたい」とお探しの方もいるでしょう。
ただし、大前提として、後払いアプリでは現金を借りることはできません。
本記事では、マエカリの代わりになる後払いアプリの紹介と現金をアプリで借りられるサービス、審査なしで借りられる業者の危険性を解説していきます。
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マエカリの後払いサービスは終了!代わりとなる少額アプリで「10万審査なし」は可能?

結論から言えば、「審査なし」で「10万円後払い(=立て替え)」ができる正規のアプリや少額融資は存在しません。かつて提供されていた後払いサービス「マエカリ」も審査がありました。
そもそも「後払いアプリ」とは、その名の通り、支払いを後から行えるスマートフォン向けの決済アプリです。
クレジットカードを持っていなくても「今すぐ商品を購入し、支払いは翌月にまとめて」という使い方ができるのが大きな特徴です。
仕組みとしては、アプリの運営会社が一時的に代金を立て替え、利用者は決められた期日(例:翌月末など)にコンビニ払いや銀行振込で清算します。
ここで押さえておきたいのは、後払いアプリの本来の目的が「買い物代金の後払い」であるという点です。
カードローンのように「現金を直接借りる」ことを想定したサービスではなく、あくまで商品の購入をサポートする仕組みです。
ほとんどの後払いアプリの審査では、クレジットカードのように信用情報機関(CICなど)の情報を参照するのではなく、アプリの利用履歴やSMS認証、本人確認の内容など、独自の基準で判断されます。
「審査なし」で発行できるカードの実態
審査なしで利用できる後払いアプリのチャージ式。事前にチャージしたお金の範囲内で利用できるというものです。
まず、「審査なし」で即時発行できるとされるカードの多くは、「チャージ式(前払い)」のプリペイドカードです。
例えば「バンドルカード」の基本機能がこれにあたります。

画像:バンドルカード
これらは事前にチャージした金額内でしか使えず、あなたが求める「今お金がなくても使える(後払い)」サービスとは根本的に異なります。
「後払いアプリ 2万」など少額の場合は審査なし?
「10万円は難しくても、2万円くらいなら…」と思うかもしれません。
正規の後払いアプリで設定される初回の利用限度額は、一般的に3〜5万円前後にとどまります。
この少額の枠であっても「無審査」で使えるわけではなく、各社が独自の基準にもとづいて行う審査の結果として付与されているものです。
たとえ1,000円程度の利用であっても、審査は行われます。
ただし、高額枠に比べれば、少額のほうが通過しやすい傾向にあるのは事実です。
「後払い 10万 審査なし」や「裏技」の正体
「10万審査なし」や「少額融資アプリ 審査なし」を堂々と謳う業者は、国の許可を得ていない違法な闇金(ヤミ金)である可能性が極めて高く、利用するのは危険です。
前述したように、後払いアプリで融資を受けられるサービスはありません。
また、「裏技」として後払いアプリのショッピング枠を使った現金化が紹介されることがありますが、これは多くのサービスで利用規約に明確に違反しています。
発覚するとサービスから強制退会させられたり、残高を一括請求されたりといった厳しいペナルティがあるため、絶対に避けてください。

審査なしで使える?クイックペイ・電子マネー・バーチャルカード(後払い)
「後払いアプリが使えない場合、クイックペイやバーチャルカードなら審査なしで後払いできるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、この点についても注意が必要です。
クイックペイ(QUICPay)や電子マネー(iD, Suicaなど)の後払い
クイックペイやiDといった電子マネー自体に「後払い機能」は備わっていません。
これらが後払い(ポストペイ型)として機能するのは、「後払い機能付きのカード(=クレジットカードや、一部の後払いアプリ)」を紐づけているからです。支払い(決済)の「手段」がクイックペイやiDであるだけで、実際の支払いは紐づけられたクレジットカード会社(やアプリ会社)が行っています。
なので、紐づける大元のカードやアプリの審査が必須となり、電子マネーだから審査なしで後払いできる、というわけではありません。
バーチャルカード 審査なし(後払い)
「バーチャルカード」についても、前の見出し(「審査なし」で発行できるカードの実態)で述べた内容と同様です。手元にチャージする現金がなければ、VISA機能を利用できません。
「審査なし」で即時発行できるのはプリペイド(前払い)方式のカードに限られ、「後払い」機能を使う場合は、必ず各サービスが定める独自の審査を受ける必要があります。
後払いは融資ではない!現金を借りる少額融資なら大手消費者金融
「審査なし」で後払いできる正規サービスが存在しないことは解説した通りですが、「審査なしで現金を貸します」という金融業者も闇金の可能性があるため危険です。
貸金業法(13条)では、貸付の際に返済能力を調査すること(=審査)が義務付けられています。それを無視する業者は、法外な金利(トイチ=10日で1割など)を要求したり、勤務先や家族まで巻き込む悪質な取り立てを行ったりする危険性があります。
安全に現金を借りる(少額融資を受ける)のであれば、審査は必須ですが、国の許可(財務局や都道府県への登録)を得ている大手消費者金融が最も確実で安全です。
「審査」と聞くと不安になるかもしれませんが、大手消費者金融ならWeb(アプリ)完結、審査・融資まで最短、数分〜1時間程度です。「30日間無利息」など、初めての利用なら一定期間の利息が0円になるサービスを提供しています。
安定した収入があれば、アルバイトやパートでも申込OK。申込みから借入・返済までスマホ一つで完結できるサービスが主流です。
一度、審査に通ると利用枠の範囲内で好きなときにお金を借りられます。大手消費者金融の中でも、審査スピードが早く、1万円〜10万円の少額に対応したおすすめは以下の3社です。
①プロミス
プロミスは、Webやアプリからの申込みで最短3分融資(※)も可能な、スピード感に強みを持つサービスです。初めての利用なら30日間の無利息で利用可能。(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)も利用できます。
土日も審査対応可能。アプリ1つで申込〜借入まで完結。「週末にお金が必要」「次の給料までに3万円足りない」といった場合に便利です。
| 実質年率 | 2.50%~18.00% |
| 融資額 | 800万円まで※借入限度額は審査によって決定いたします |
| 融資までの期間 | 最短3分(※1) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
初めての利用に限り最大30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
②SMBCモビット
「SMBCモビット」は、WEB完結なら電話なし、物理カードなどの郵送物もないので誰にもバレずに借りられるのが大きな魅力です。
初回30日間無利息サービスはありませんが、返済額に応じてVポイントが貯まるのが特徴。貯まったポイントを返済に充てられます。もちろん、日常の買い物にも利用可能。
プライバシーへの配慮と他社とは異なる独自サービスが優れたサービスです。「家族に内緒で借りたい」「職場に電話があると困る」という方におすすめできます。
| 実質年利 | 3.0%~18.0% |
| 借入限度額 | 800万円 |
| 融資までの期間 | 最短即日融資(※) |
| WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
③LINEポケットマネー

LINEポケットマネーは、LINEヤフーグループ傘下が提供する個人向けローンサービスです。審査に独自のLINEスコアを採用しているのが大きな特徴。コミュニケーションアプリ「LINE」上で申込から契約までの手続きが完結する、スマホ特化型。
新たなアプリを入れる必要がなく、今使用しているLINEから申込可能です。
借入額も少額に対応しており、「ちょっとだけ借りたい」といったニーズにも応えられます。
審査なしはない!不安なら中小消費者金融
「過去に延滞してしまった」「大手の審査に通る自信がない…」と不安に感じる場合でも、諦める必要はありません。そんなときの選択肢のひとつが中小消費者金融です。
中小消費者金融は、大手のように全国展開しているわけではなく、地域に根ざした営業を行っていることが多く、独自の審査基準を持っているのが特徴です。
大手では、過去の信用情報やスコアに基づいた機械的な審査が中心ですが、中小では単に過去の記録だけで判断せず、現在の収入や返済能力、利用者の事情を丁寧に確認したうえで審査してくれるケースがあります。
「大手には断られたけど、中小なら借りられるかもしれない」という可能性も。
審査なしでOKという危ない業者を利用せず、中小消費者金融のような正規業者で柔軟対応の借入先を選ぶと、安全に借りられるチャンスがあります。
マエカリなど後払いアプリの審査なしのよくある質問
最後に、マエカリなど後払いアプリでよくある質問を紹介します。
審査がいらない後払いアプリは?
立て替え(後払い)機能を持つ正規のアプリで、審査がまったくないものは存在しません。
「審査なし」で即時発行できるのは、基本的にプリペイド(前払い)式のカードやアプリだけです。これらは、あらかじめチャージした金額の範囲内でしか利用できません。
一方、後払い機能(例:バンドルカードの「ポチっとチャージ」など)を使う場合は、必ず各サービスが定める独自の審査を通過する必要があります。
ツケ払い可能なアプリは?
「ツケ払い」は、基本的に「後払い」とほぼ同じ意味で使われます。
代表的なサービスには、ペイディ(Paidy)、メルカリの「メルペイスマート払い」、ZOZOTOWNの「ツケ払い」などがあります。
これらのサービスも、利用を始める際にはSMS認証や過去の利用状況に基づいた独自の審査(与信)が行われ、初回利用時には3~5万円程度の利用限度額が設定されるのが一般的です。
審査なしで後払いアプリで10万円は使えますか?
できません。
正規の後払いアプリは、2万円程度の少額枠でも審査があります。
また、利用実績を積めば限度額が増えることもありますが、審査なしでいきなり10万円の枠が付くことはありません。もし「審査なしで10万円OK」と掲げるサービスがあれば、違法な闇金である可能性が非常に高いため、絶対に利用しないでください。

ペイディみたいな後払いアプリはありますか?
ペイディ(Paidy)以外にも、購入代金を翌月以降にまとめて支払えるサービスはいくつか存在します。
代表的なものとしては、メルカリの「メルペイスマート払い」、請求書払い型の「atone(アトネ)」、ネットショッピングで広く使える「NP後払い」などがあります。
これらのサービスはすべて、利用を開始する際に独自の審査(与信)が行われます。審査の内容は、SMS認証や過去の利用履歴、登録情報などを基に判断され、初回の利用限度額が設定されるのが一般的です。
また、利用実績を重ねることで、限度額が段階的に引き上げられる場合もあります。
「申し込めば誰でもすぐに高額で利用できる」というわけではなく、利用状況や信用情報に応じて段階的に上がります。
後払いアプリの現金化(裏技)はバレても大丈夫?
後払いアプリのショッピング枠を現金化する(換金目的で商品を買ってすぐ売る等)行為は、ほとんどのサービスで利用規約に違反します。
バレるとアプリの利用停止や強制退会、場合によっては後払い残高の一括請求といった重大なペナルティを受ける可能性が高いため、絶対にやめましょう。
後払いアプリと少額融資(カードローン)はどう違いますか?
もっとも大きな違いは、現金が借りられるかどうかです。
「後払いアプリ」は、あくまでショッピング代金の立て替えを目的としたサービスです。
一方、少額融資(カードローン)(例:プロミス、モビットなど)は、現金を直接借りることを目的としています。
急に現金が必要な場合は、後払いアプリではなく、少額融資(カードローン)を利用するのが適切です。
まとめ
「マエカリ」(既にサービス終了)も含め、審査なしで利用できる正規の後払いアプリや少額融資サービスは存在しません。
「審査なしで10万円」といったうたい文句を掲げる業者は、違法な闇金か、利用規約に反する現金化を促す悪質事業の可能性が高く、かなり危険です。
また、クイックペイや電子マネー、バーチャルカードを利用した「後払い」に見える仕組みも、実際には紐づけられたクレジットカードや後払いアプリが立て替えているため、元となるカードやアプリ側の審査を通らなければ使えません。これらはあくまで「ショッピング」の支払いを便利にするものです。
急に現金が必要で、安全に借りたい場合は、審査を受けたうえでスピード対応が可能な大手消費者金融(プロミス、SMBCモビット、LINEポケットマネー)、もしくは、事情を踏まえて柔軟に審査する「セントラル」などの中小消費者金融へ相談するのが現実的です。
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